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とく鍼灸院


なぜ病気になるのか 鍼灸医学からみる疾病観

私たちはなぜ病気にかかるの?

私たちは通常病気にはかかりません。また、病気になったとしても数日安静にしていれば薬を飲んだりしなくても、自然に治ってしまいます。これを病気に対する抵抗力や免疫力、自然治癒力といわれています。東洋医学では正気といいます。

例えば病原性の細菌やウイルス、急に寒くなったり、雨に打たれたり、暑さに曝された時には体調が悪くなるように急激な気候の変化は人体に悪い影響を与えます。人体に悪い影響を与える「邪悪な気」ということで私たちの体にとって悪影響を及ぼす原因になるもを邪気といいます。

邪気は暑さ、寒さ、気候の変化などによって発生したり、ウイルスや病原菌などの侵襲、また精神的な葛藤などによって発生します。

私たちの体のからだは常に邪気にさらされている状態になります。しかしなぜ病気にならないかというと、正気がしっかりしているために、邪気に攻撃されて体内のバランスが崩れても抵抗力や治癒力が強いために元の状態に戻すことが出来ます。このような自己調節機能を正気の力といいます。

例えば、学校でインフルエンザなどの感染症が流行った時に、インフルエンザにかかる人全く平気な人が出てきます。これは一人ひとりが持っている正気の力の違いが発病するかしないかを決め、発病しても治るか治らないかを決めているからです。

正気の力が足りずに邪気に負けると病気になります。逆に正気の力が邪気の力勝つと病気にかかりません。またはかかっても治すことが出来ます。

人間には基本的には、治ろうとする働きを持っています。鍼灸治療はこの体が自ら治ろうとする正気の力を引出し、高めることで、病気からの回復を補助する役割があります。

病気の原因は3種類

病気の原因を病因といいます。東洋医学では体の外からくる病院である外因、体の内側から生じ、過度の感情が原因となる内因、外因にも内因にも属さない不内外因の3つに大きく分けられます。

外因

外因は外感ともいいます。外感では体の外側にある邪気がからだの表面に取り付き病気を起こすと考えられています。

邪気とは風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪の六邪のことです。

悪いものを運んでくる強い風は風邪、寒ぎる冬や冷夏は寒邪、暑すぎれば暑邪、もっと暑ければ火邪、ジメジメした環境は湿邪、乾燥しすぎる環境は燥邪となります。

元々は六邪は気候の変動であり、自然現象であるので無害です。夏や冬になれば、人間の体も、暑さや寒さに適応できるようにその都度変化します。

ところが、あまりに暑すぎる夏や、あまりに寒すぎる冬の気候では体が対応することができずに病気を起こします。

六邪に含まれない外因には疫癘があります。疫癘は感染性と流行性がとても強い口や鼻から入ってくるもので、ウイルスや細菌などがこれにあたります。

内因

7つの感情である七情が過度になると病因となります。感情と臓腑には強い結びつきがあるために、感情が直接臓腑に影響します。

7つの感情とは、怒り・喜び・思う・憂う・悲しむ・憂う・驚くのことを指します。もともとはこれらの七情はごく普通の感情の動きや反応で、体が感情に影響されても、すぐに調節されるので病気にはなりません。

しかし、感情の動きがあまりにも大きかったり、長期間にわたり続くと、体の調節できる範囲を超えてしまい、何かしらの影響が出てきます。気や血の循環やそれぞれの感情と関連が深い臓腑が損傷し、うまく機能しなくなります。

例えば親しい人がなくなったり、災害などで大きなショックを受けることがあります。このとき驚きや悲しみが大きすぎて体調を崩すPTSD(心的外傷後ストレス症候群)になったりします。これは感情の度合いが強すぎることで邪気となり体に影響を与えたものといえます。

また小さいストレスであっても長期にわたることで、胃潰瘍を起こしたり、円形脱毛症を起こしたりするなどの影響をもたらします。

人間関係、家庭関係、職場関係などのストレスで引き起こされる自律神経失調と診断される症候群など長期にわたる感情が邪気となり身体に影響を与えたものといえるでしょう。

不内外因

外因でも内因でもない病因を不内外因といいます。例えば飲みすぎ、食べ過ぎ働きすぎなどのことです。体を動かし過ぎても、安静にし過ぎても病気につながります。

仕事や勉強などで長期間にわたって体を酷使し、肉体が疲弊するのを労力過度といいます。摂生のない性生活を続けることを房事過度といいます。肉体の疲れも精神の疲れも気を消耗します。適度な食事や休息をとって減った分の気を補ってやらないと全身の気が足りなくなって、病気を引き起こします。

それとは反対に、部屋に引きこもってじっとしていたり、寝込んでしまうなど、体を動かさない時間が長いことを安逸過度といいます。体を動かさないために気や血のめぐりが悪くなります。すると体のあちこちで気や血のめぐりが停滞し、組織や全身の状態が悪くなります。

このほか打撲、捻挫、骨折、切り傷なども不内外因に含まれ、気血の流れが停滞する原因となります。


鍼灸治療をはじめとする東洋医学はこれら病因の正体を探り、排除することで、体の正気を復活させて健康体に近づけていくことを目的としています。

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