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とく鍼灸院


心(しん)の病

ここでいう心とは東洋医学でいう五臓の中ののことをいいます。

心は血脈、神志を主るといわれており、血液を全身に循環させるポンプのような働きと、精神を安定させる働きがあります。

具体的に言うとこの2つの機能は心陰、心陽、心気、心血の作用に依存しています。

心陽、心気は血脈を温める働きと血液の循環を推動しており精神・意識などを正常に保つ働きをしています。

心陰、心血は血脈を満たし、心臓を滋養しています。また心陽が亢進しないように制御しています。また心神を蔵しこれを安定させています。

したがって心の心陽、心陰、心気、心血が失調すると心血の循環と精神に変化が現れやすくなります。



心の病機

心陽、心気の失調

心陽、心気の失調は心の陽気が減弱するか亢進するかどちらかに現れます。具体的には次のような状態となります。


心陽衰弱
心陽衰弱とは、心の陽気が世弱あるいは不全となった状態をいいます。心陽が衰弱すると体を温める働きが弱りますので、虚寒現象が現れます。

程度が軽いものを心気虚、重症のものを心陽虚といいます。

心陽が衰弱する要因として挙げらるものは
  1. 慢性病による心気の損傷
  2. 体質的な要因
  3. 老齢による臓器の衰弱
  4. 強い邪気による心陽の暴脱
となります。

心陽が減弱のために心神が奮わないと心神不足となり、精神・意識・思考力などが減退し、症状としては精神疲労、精神不振、反応低下、傾眠などが現れます。

心陽減弱のために心血の推動が悪くなると、血行が緩慢になったり凝滞したりします。また温煦作用が低下すると血行障害を起こします。症状としては心悸、怔忡、前胸部の刺し込むような痛み、寒がり、四肢の冷えチアノーゼなどが現れます。


心火亢進
心火亢進とは、心陽が亢進したものです。これは炎上という火の性質を特徴とする病的な状態として現れます。

心火亢進の要因としては
  1. 邪熱の侵入
  2. 痰火の内鬱
  3. 五志化火
  4. 陰血の損傷による信用の相対的亢進
が挙げられます。

心火の亢進によって神明が影響を受けると精神が興奮状態となり心悸、心煩、不眠、多夢などの症状がみられるようになります。ひどい場合は意識不明になる場合があります。

また心火が亢進し、血熱となると血流が早くなり心悸、脈が速くなります。舌のびらんや、舌先の痛みなどの症状持現れます。


心陰、心血の失調

心陰、心血の失調は主として心陰の不足、心血の不足、心血の停滞などの病理状態として現れます。具体的には次のような状態になります。


心陰虚損
心因が虚損する原因としては
  1. 過度の心労による心陰の虚損
  2. 情志内傷による心陰の虚損
  3. 心肝火旺による心陰の虚損
が挙げられます。

心陰虚の為に心陽を抑制できないと心陽は相対的に亢進し、体の中に虚熱が発生します。虚熱によって手足の火照りや舌先が赤くなったりといった症状が起こります。また、精神の不安定、不眠、心悸なども起こります。

寝汗などの症状が起こることもあります。

心血不足
心血の不足の原因として次のものが挙げられます。
  1. 失血過多
  2. 脾虚による血の生成不足
  3. 情志内傷、心労過度による心血の損傷

心血が不足することで心神を滋養できないと心神失養となり精神意識が減弱し、意識が散漫となったり、不眠や多夢などの症状が起こります。

その他心血不足から心悸の不足を起こすと驚きやすくなったりします。


心血瘀滞
心血瘀滞は次のような場合に起こります。
  1. 陽気不足による血脈の寒滞
  2. 痰濁による血脈の瘀滞
  3. 過労、寒邪、情志刺激などの誘因

これは血脈の流れが悪くなり、心脈がつまる病変であります。心脈の気血が悪くなることで前胸部痛や息苦しさが起こります。



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