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とく鍼灸院


安産のお灸

最近、逆子や妊娠に伴う腰痛・肩こりなどの悩む妊婦の方の来院が増えてきています。

これも何かの縁と思いますので、今日は安産のお灸について紹介したいと思います。

妊娠中に安産のお灸をすると逆子になりにくかったり、妊娠中のトラブルが減ったり、難産になりにくかったり、生まれてきた子供が健やかに育ちやすいといわれています。

では、実際どこのツボにお灸をするかというと、

三陰交(さんいんこう)
至陰(しいん)
命門(めいもん)


というツボを使います。

三陰交

まず三陰交というツボは、足のうちくるぶしの上5センチくらいのところで、脛骨のすぐ内側にあります。少しへこんでいたり、指で押すと固くぐりぐりとしたものを触れることがあります。

このツボの働きは養血や活血です。血の不足を補ったり、血の巡りをよくする働きがあります。文字通り脾・肝・腎の三陰が交わるところで、これらの臓腑と密接な関係にあります。

女性の妊娠・出産・授乳はいずれも血を必要とするために常に血が不足しやすい状態となります。そんな時に三陰交にお灸をすることで血を補い体を健康に保つことになります。

逆子にも効果があるといわれています。

また、お母さんだけでなく生まれてくる子供の胃腸が丈夫になるとも言われています。

だいたい妊娠5か月くらいからはじめるようにするのがよいです。薬局などで売っているせんねん灸などの熱のマイルドなものを選ぶとよいと思います。

至陰・命門

次に至陰と命門ですが、至陰は足の小指の爪の外側の生え際にあります。命門は腰の第2・第3腰椎の間で腰の真ん中にあります。目安としては第12肋骨の高さです。

この二つは腎気(腎陽)を高めるために使います。

腎は成長、発育生殖に関する働きを生涯にわたって調節するとても重要な生命力のもとで、先天の本といわれています。

腎気は性機能や排卵・月経などの生殖機能の周期的変化をつかさどったり、骨や歯、髪の成長などに関係しています。

腎気は親から受け継ぎ、成長とともに活発となり、35歳を過ぎたあたりでだんだんと減少していきます。

虚弱体質であったり、子供のころ成長が遅かったり、色白で冷え性、足がむくみやすいといった方は腎気の不足が考えられます。

腎気が不足すると妊娠しにくかったり、子供を産む際になかなか出てこなかったり、子供の成長が遅くなるといわれています。

そういった腎気の不足を補うために使われるのが、至陰や命門といったツボです。

至陰は逆子の特効穴(よく効くツボ)としても有名です。

三陰交同様せんねん灸などで構いません。至陰は右2回、左1回お灸をするとよいでしょう。腎気の不足が軽度であれば、至陰だけでも構いませんが、足の冷えがきつかったり、むくむ場合は命門を付け加えたほうがよいでしょう。

これらのツボは古く昔からよく用いられているツボで実績もありますので、お灸をすることで安産が期待できると思います。ぜひ試してみてください。

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