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とく鍼灸院


ニキビ・吹き出物に鍼灸は有効か?

近年では美容の目的で鍼灸治療を行う方が増えてきています。また美容目的専門の鍼灸院も登場しています。

美容目的の鍼灸治療での主な悩みはしみ・しわ・肌のたるみといった老化に伴うものが多いような気がしますし、年齢層も30代以降の方が多いように思います。

しかし、今回は美容目的でもニキビや吹き出物にも鍼灸が有効なのかというテーマでお伝えしたいと思います。


ニキビや吹き出物に対して鍼灸でどのようにアプローチしていくのか

実際にニキビや吹き出物に対してどのようにアプローチをしていくのでしょうか?

その方法は2つの方向からのアプローチがあります。

その方法は今できてしまっているニキビ・吹き出物の治癒を促進するという方法と新しくニキビや吹き出物が出てこないように体質を改善していくという方法です。


ニキビ・吹き出物の治癒を促進する

ニキビや吹き出物は雑菌繁殖したり、皮脂が溜まってしまって炎症を起こしてしまっている状態です。鍼には消炎といって炎症を鎮める働きがありますので、赤身の強い皮膚の部分に浅く鍼をすることによって炎症を鎮める働きが期待できます。

また、炎症を起こした皮膚は色素沈着をしたり、固くなってしまいますが、鍼やお灸をすることで皮膚の血流が促進されるためターンオーバーが活発になり新しい皮膚に入れ替わりやすくなります。

そのためニキビ・吹き出物のところに直接鍼やお灸をすることで治癒が促進されると考えられます。


新しくニキビや吹き出物が出てこないように体質を改善していく

2つ目は新しくニキビや吹き出物が出にくい体質にしていくことです。せっかく今できているニキビや吹き出物を良くしても新しくニキビや吹き出物ができてしまっては意味がありません。

ニキビや吹き出物ができやすいのは胃腸の調子がよくない場合によく起こります。

東洋医学的には湿熱や胃熱といった体質がニキビや吹き出物を引き起こすといわれています。

湿熱というのは過剰に体の中に津液(水分)と熱が溜まった状態です。津液は基本サラサラとしていますが、これが熱と結びつくとドロドロとして体内に溜まります。この状態を湿熱といいます。

暑がり、汗かき、体が太り気味の方は湿熱が溜まりやすい傾向にあります。

そのほか辛い物や脂っこいもの・味の濃いもの・過食や飲酒の習慣やストレスによって胃腸に負担がかかると湿熱や胃熱が起こる原因となりますのでニキビ・吹き出物のある方は控えたほうが無難です。

鍼灸治療ではこの湿熱の体質をを改善するために利湿と清熱のあるツボに鍼やお灸をしていきます。

鍼灸の他には利湿や清熱の働きのある漢方薬も有効かと思われます。

結論でいえばニキビ・吹き出物に対して鍼灸治療は治癒を促進するうえで有効かと考えられますので、なかなかニキビ・吹き出物での治療で鍼灸治療は第一選択とはなりにくいかと思いますが、洗顔や軟膏だけではなかなか症状が改善しない方は鍼灸を試してみるのも一つの手ではないでしょうか。

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