静岡市で肩こり腰痛にお悩みなら3万人以上の施術実績を誇るとく鍼灸院へ
インフルエンザに気をつけて
現在、私の住んでいる静岡市ではインフルエンザが非常に流行しています。静岡市の保健福祉長寿局によると、1月15日から1月21日までの定点あたりの患者数が59.08人と警報レベルの基準値である30人を大幅に超えております。
私も患者さんと接する時間が長いためインフルエンザにかからないように気をつけています。
そもそもインフルエンザって何?
そもそもインフルエンザとはインフルエンザウイルスのことをいいます。感染症を引き起こすものには細菌・真菌(カビ)・カンピロバクター・ウイルスなどがあります。それぞれ大きさが異なります。ウイルスが一番大きさの小さいものになりますが、インフルエンザウイルスの大きさは約1万分の1ミリメートルと非常に小さいです。
インフルエンザウイルスは空気中では自力では2時間~8時間程度しか生きてはいけません。飛沫や体液・粘液を通じ生体へと侵入するとインフルエンザウイルス表面にあるたんぱく質でできたカギで生体の細胞に付着し、生物の細胞の仕組みを乗っ取り増殖していきます。1つの細胞が24時間で1万個にまで増殖する力を持っています。
インフルエンザにどうすると感染する?
どうするとインフルエンザにかかるのでしょうか?インフルエンザの感染経路は2つあります。飛沫感染と接触感染です。
飛沫感染
飛沫感染とはインフルエンザウイルスに感染した人が、咳やくしゃみをするとインフルエンザウイルスが空気中に飛散します。それを吸い込むことで、鼻やのどの粘膜にインフルエンザウイルスが付着し、感染するというものです。
接触感染
接触感染とはインフルエンザウイルスに感染した人に触れることでウイルスが手などに付着し、その手で自分の口や鼻を触ることで、ウイルスが侵入し感染するというものです。自分の家族がインフルエンザにかかったときなど介護する際に起こる直接的な接触もありますが、学校や職場などでインフルエンザにかかった人がドアノブなど手で触ったところを別の人が触ることで感染する間接的な接触感染とがあります。
インフルエンザに感染した時の症状は?
インフルエンザが体内に入ると潜伏期が1日~3日あり、その間にウイルスが増殖します。インフルエンザウイルスが増殖すると、悪寒・発熱・鼻水・関節の痛み・のどの痛みなど激しい症状が現れます。
だいたい、一週間程度で症状は収まります。
インフルエンザにかかったと思ったら?
インフルエンザに感染したと思ったら、まず職場や学校には行かないことです。これで他の人にインフルエンザをうつさないようにします。次に病院に連絡します。事前に連絡しておくことで、速やかに案内してもらえることが多いです。検査は数分で終わります。薬はタミフルやリレンザなどよく効く薬もあります。私が過去インフルエンザに罹った際はタミフルを飲み3日で症状がおさまりました。
インフルエンザにかからないようにするためにできることは?
インフルエンザにかからないようにするために気をつけることはインフルエンザを持ち込まない、増やさない、かからない体を作るということです。具体的には
- 人混みに行かない
- 家に帰ったら、手洗い・うがいをする
- 室温を20度くらい湿度を50~60パーセントに保つ
- マスクをつける
- 過労・寝不足に気をつける
- お茶を飲む
- お灸をする
人混みに行かない
人混みの中にはインフルエンザウイルスを持っ方もいる可能性があるので、なるべくそういうところにはいかないほうがよいでしょう。家に帰ったら手洗い・うがいをする
インフルエンザを家に持ち込まないようするために、家に着いたら手洗いうがいをするようにしましょう。手は水だけではなく、石鹸で洗うようにしましょう。室温を20度くらい湿度50~60%に保つ
インフルエンザウイルスは低温乾燥に強く、高温多湿には弱いです。湿度が高くなるにつれてインフルエンザの感染力は弱まります。加湿器などで加湿するようにしましょう。ただ細菌加湿器による他のウイルス感染が問題になっていたので、加湿器はきちんと掃除するようにしましょう。マスクをつける
インフルエンザウイルスは直径が小さくマスクの隙間を通ってしまうと思っている方も多いと思いますが、目的としては口元の湿度を保ったり、手で直接口や鼻を触ってしまうのを防ぐ効果があります。過労・寝不足に気をつける
過労・寝不足では免疫力が低下します。しっかり寝て休息を十分にとることで、インフルエンザウイルスが体内に侵入しても増殖する前にやっつけられる免疫力をつけましょう。緑茶を飲む
緑茶に含まれるカテキンはインフルエンザの増殖を抑えるといわれています。うがいや直接飲むとよいでしょう。灸をする
首にある大椎や風門から風寒の邪が入るといわれています。首筋を冷やさないこと、お灸をすることで風寒の邪が侵入するのを防いでくれます。お灸がなければ、首元を蒸しタオルなどで温めるのもよいです。
これらのことを気をつけてインフルエンザに負けないよう気をつけてください。
更新
院長日記新着記事一覧
-
2018年07月11日
坐骨神経痛のときのマッサージや鍼の刺激について
前回のコラムでは肩こりの時に強いマッサージやゴリゴリするようなマッサージを継続して行うことで、肩こりがどんどん悪化していくことをお伝えしました。今回は坐骨神経痛でお尻が痛い時にはマッサージや鍼をする際...
-
2018年06月27日
ニキビ・吹き出物に鍼灸は有効か?
近年では美容の目的で鍼灸治療を行う方が増えてきています。また美容目的専門の鍼灸院も登場しています。美容目的の鍼灸治療での主な悩みはしみ・しわ・肌のたるみといった老化に伴うものが多いような気がしますし、...
-
2018年04月25日
コリがもたらす痛みの悪循環
慢性的に肩こりや腰痛を患っている方には経験があると思いますが、一度コリや痛みが出だすと、なかなか自分では対処することが難しくなります。こういった場合私たちのからだの中ではどのようなことが起こっているの...
-
2018年04月04日
膝のお皿の周りの痛みに効くツボ
4月に入りだいぶ暖かくなってきました。部活動を頑張っている学生さんはそろそろ夏に向けて練習量が増えてくるころではないでしょうか。また、春のハイキングも気持ちのよい季節になり、中高年の方を中心に山に登る...
-
2018年03月14日
年をとるとなぜ背中が丸くなるのか
日本では現在27%の方が65歳以上の高齢者になります(2017年度)高齢者の方にとっては体や関節の痛みは日常生活を送るうえで非常に妨げとなる要因となります。とりわけ高齢者の方にみられる身体の症状として...
月別アーカイブ
- 2018年7月(75)
- 2018年6月(75)
- 2018年4月(75)
- 2018年3月(75)
- 2018年1月(75)
- 2017年12月(75)
- 2017年10月(75)
- 2017年9月(75)
- 2017年8月(75)
- 2017年7月(75)
- 2017年6月(75)
- 2017年5月(75)
- 2017年4月(75)
- 2017年3月(75)
- 2017年2月(75)
- 2017年1月(75)
- 2016年12月(75)
- 2016年11月(75)
- 2016年10月(75)
- 2016年9月(75)
- 2016年8月(75)
- 2016年7月(75)
- 2016年6月(75)
- 2016年5月(75)
- 2016年4月(75)
- 2016年3月(75)
- 2016年2月(75)
- 2015年12月(75)
- 2015年11月(75)
- 2015年10月(75)
- 2015年7月(75)
- 2015年4月(75)
- 2015年3月(75)
とく鍼灸院のご案内
- 住 所:
- 〒420-0856 静岡市葵区駿府町2-4
- アクセス:
- 新静岡セノバ徒歩7分 日吉町駅徒歩7分 バス停「市民文化会館入口徒歩1分」