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とく鍼灸院


食欲不振に対する鍼灸治療

食欲とは、食物摂取に対する欲求のことです。この欲求が低下した状態が食欲不振です。

食欲中枢は視床下部にあるとされています。食欲中枢は満腹中枢空腹中枢からなり、両者によって食欲は調節されています。

食欲中枢は血糖値、種々の代謝産物、ホルモン、消化管の機能(特に胃の緊張・運動・分泌)などによっても影響を受けます。さらに視覚、嗅覚、味覚、食物に値する記憶など大脳皮質との関連も深いです。


食欲不振の分類と原因疾患の特徴

食欲不振をきたす疾患は大きくは精神神経疾患によるものと内科的疾患によるものに分けられます。

精神神経疾患には神経性食欲不振症、うつ病、神経症、脳腫瘍、脳炎があります。内科的疾患には消化器系疾患、急性感染症、薬物中毒、妊娠悪阻をはじめ多くの疾患が関与します。


精神的疾患

神経性食欲不振症(拒食症)
若い未婚の女性に多く、著明なやせ、無月経、食行動の異常、肥満恐怖、痩せているにもかかわらず、活動的であることなどの症状を特徴とします。器質的な病変はなく、心身症の一種であるとされています。

うつ病
うつ病の身体症状の一つに食欲不振があります。うつ病は抑うつ気分、思考力の低下、気力や意欲の低下など、うつ病に特有な精神症状がみられ、全身倦怠感、睡眠障害、食欲不振、性欲低下などの身体症状を伴います。しかも症状に日内変動(朝悪く、夕方良い)があり、病前性格は執着型(こり性、几帳面、徹底)で、社会適応が良いなどの特徴があります。

神経症
器質的な病変を認めず、精神的・身体的な不定愁訴を呈します。心身のストレスによることが多いです。


内科的疾患

胃炎、胃がん、その他の消化器悪性腫瘍、肝炎、膵炎などほとんどの消化器疾患は食欲不振を伴います。特に胃疾患におおくみられ、悪心・嘔吐、胸やけ、腹部膨満感などの消化器症状を伴います。

一方、腸疾患では腹痛、下痢、便秘、悪心・嘔吐、腹鳴などを伴います。

肝疾患では疲労倦怠感、易疲労感を伴うことが多いです。


食欲不振の見分け方


悪心嘔吐・腹痛、胸やけ、腹部膨満感などの消化器症状が随伴している場合
⇒胃疾患をはじめとした消化器疾患を疑います。

悪心嘔吐、下痢、腹痛、粘血便などの消化器症状が随伴している場合
⇒腸疾患をはじめとした消化器疾患を疑います。

全身倦怠感、易疲労性、体重減少などの症状が持続している場合
⇒肝疾患や糖尿病を疑います。

発熱や明確な消化器症状を伴わず、精神的愁訴や精神不安が認められるような場合
⇒精神的な疾患(うつ病)などを疑います。

若い女性で、著しい体重減少と無月経などがみられる場合
⇒神経性食欲不振症を疑います。


次のものは鍼灸の適応となります

  • 神経症による不定愁訴やストレスによる食欲不振
  • 神経性食欲不振の場合の専門医の治療の併用
  • 慢性の消化器疾患
  • 暴飲暴食によるもの

発熱がみられる場合、腹痛・悪心・嘔吐、下痢などの消化器症状が急性の場合、全身の倦怠感や体重の減少が続く場合はウイルス感染や癌などが疑われますので、速やかに医師の診察を受けてください。


食欲不振の鍼灸治療


食欲不振に対しては東洋医学的アプローチによって行います。

東洋医学では食欲不振を「不食欲」「不欲飲食」といいます。悪心・嘔吐を伴う場合は「悪食」「厭食」といいます。食欲不振は基本的に脾胃の病変によって発症します。

原因は次のようなものが挙げられます。

肝胃不和
ストレスなどで肝気が鬱結することで疏泄がうまくゆかずに、横逆して胃をせめることで怒ります。

食欲不振のほかに、げっぷ、しゃっくり、胸苦しさ、いらいら、抑うつ感といった症状がみられます。

経穴
太衝(たいしょう)
公孫(こうそん)
期門(きもん)
脾兪(ひゆ)
胃兪(いゆ)

などのツボを中心に鍼灸治療を行います。


脾胃湿熱
湿熱が中焦に蓄積して脾胃の機能を失調させます。

疲労倦怠感、四肢のだるさ、軟便などの症状を伴います。

経穴
中脘(ちゅうかん)
足三里(あしさんり)
陰陵泉(いんりょうせん)
合谷(ごうこく)
曲池(きょくち)

などのツボを中心に鍼灸治療を行います。


脾胃気虚
飲食の不摂生や過労により脾胃の気が損傷されることでおこります。

食欲不振、空腹感がしない、少しでも食べると上腹部が張って吐き気がしたり、食後の膨満感が起こります。

経穴
太白(たいはく)
足三里(あしさんり)
中脘(ちゅうかん)
脾兪(ひゆ)

といったツボを中心に鍼灸治療を行います。


脾胃陽虚
脾胃の運化機能が低下して水飲が停滞して起こります。

食欲不振、食事の量の減少、疲労倦怠感、寒がり、四肢の冷え、水様便または軟便になります。

経穴
太白(たいはく)
足三里(あしさんり)
中脘(ちゅうかん)
関元(かんげん)
脾兪(ひゆ)

などのツボを中心に鍼灸治療を行います。


傷食
食物が中焦に停滞して食欲不振が起こります。暴飲暴食の為に食べ物が中焦に停滞します。

食欲不振、腐敗臭のする曖気、呑酸、悪心、嘔吐、心窩部の違和感などが起こります。

経穴
上脘(じょうかん)
天枢(てんすう)
足三里(あしさんり)
公孫(こうそん)

などのツボを中心に鍼灸治療を行います。



悪心・嘔吐をはじめその他の消化器症状の発症が急性の場合は医療機関に受診するようにしてください。


慢性で原因が分からない場合は鍼灸治療が良く効く場合が多いので、お気軽にご相談ください。

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