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乳汁分泌不全について

通常出産後2~3日すると乳汁は自然に分泌されます。

乳汁分泌不全とは産後に乳汁が分泌されない、または分泌されても乳汁が十分に出ない状態をいいます。1回の哺乳の充足量は60ml以上といわれています。

現在は昔と違い母体の栄養状態がよくなったために、粉ミルクよりも母乳での育児が主流になってきています。母乳によって赤ちゃんの免疫力が上がったり、安心感が得られたり、あごの力が強くなったりするという利点もあり、可能であれば母乳で育てたいという方が増えているように思います。

しかし、体質によっては母乳が出にくい方もおり、親からの「母乳はしっかり出ているのか?」という質問に対してプレッシャーを感じておられる方もいることと思います。

どうやって母乳ができるか?

乳汁は脳の下垂体前葉から分泌されるプロラクチンが乳腺細胞に働いて作られます。

今度は脳の下垂体後葉から分泌されるオキシトシンが筋上皮細胞に働きかけることによって、射乳されます。

乳汁分泌不全の原因

乳汁分泌不全の原因は大きく2つに分けられます。
  1. 乳汁自体の産生量が少ない
  2. 産生はうまくいっているが射乳や吸い方がうまくいっていない
①は乳腺欠損や乳腺発育不全、ホルモン分泌不全などの原因によって起こり症状の改善は難しくなります。

②は乳汁は十分に産生できているのに赤やんの抱きかたが悪かったり、乳首の形によって赤ちゃんがうまくくわえられない、赤ちゃんの吸う力が弱いなどといった原因によって起こります。

この場合は助産師による指導や搾乳機などを用いることによって対処できるケースが多くあります。

乳汁分泌不全の場合多くのケースが②となります。

東洋医学的に乳汁分泌不全を考える

東洋医学では乳汁分泌不全を少乳や乳汁不行などといいます。

乳汁の産生の原因のものと乳汁産生できているのに分泌がうまくいかないものとに分けられます。

前者はもともと虚弱体質であったり痩せすぎていたり栄養状態が悪い、分娩時に失血が多く気血が不足することによって乳汁の産生が少なくなってしまうという状態です。

後者はストレスなどによって乳汁排出の絡脈が詰まってしまうことによって起こります。

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