イライラや怒りが収まらない時のツボ
今回はイライラや怒りが収まらない時に使うツボを紹介します。
イライラや怒りが収まらない状態を気滞、または肝気鬱結(かんきうっけつ)といいます。
気滞とは
気滞というのは生命エネルギーである「気」の流れが悪い状態をいいます。
気は健康な状態であればスムーズに流れています。
しかし、いやなことがあったり、イライラすることがあったり、ストレスがかかると気のスムーズな流れが阻害されます。
イライラしたりストレスがかかっても一過性であったり、それほど気にすることのない場合はすぐに気滞も解消されますが、イライラが激しい場合やストレスが過度な場合、またストレスが慢性的にかかっている状態では気滞が解消できません。
気滞になるとガスが溜まりやすかったり、げっぷが出やすかったり、おならがでやすくなったり、肩やみぞおちなどが張ったような感じになることがあります。
これがまたストレスとなり気滞の悪循環がおこります。
イライラやストレスからくる気滞を解消するには
イライラやストレスを解消するには軽い運動が最適です。
気滞は文字通り、気が滞っている状態ですから、運動して気を巡らせることで自然と期待が解消されます。
運動のしすぎは血虚や気虚などを引き起こしやすくなりますので軽く汗をかくくらいの運動に抑えましょう。
カラオケで大きな声を出すのも有効です。
そのほかには瞑想やヨガなどリラックスできる方法がありますので、自分に合ったものを見つけてみてください。
イライラのツボを押さえましょう
イライラや怒りのツボは合谷と太衝です。
合谷は手の親指と人差し指の間、太衝は足の親指と人差し指の間にあります。
イライラやストレスがかかってくるとだいたいこのツボがパンパンに張ってきます。
つまようじの柄などの細いもので押すか、指で押したり、もんだりすると効果的です。
押さえる強さとしてはズーンとおもだるさを感じる程度とします。
あまり強く抑えてしまうと後で痛くなったりすることがありますので、気を付けてください。