うつ自律神経専門コース
- 環境要因による精神的ストレス
- からだの内部バランス
- 首のゆがみ等からくる頚部の筋緊張
首の筋肉がコるすぎることによって、首の横を走っている自律神経を圧迫します。圧迫されることで神経の血行が悪くなり、自律神経の不調をきたします。
首の部分は西洋医学的には、深部に腕神経叢や自律神経の星状神経節があり、この影響下に現れる病症を頚腕証拠群あるいは、交感神経反射神経症候群と呼びますが腕や胸部または腹部の臓器に複雑な影響を及ぼすことがあります。
また星状神経の中の反回神経は、広く頭部顔面部の眼耳鼻咽喉等の器官に影響を及ぼしています。
したがって、自律神経失調症に多くみられる肩こり・頭重感・腕の痛みや痺れ感・動悸・めまい・むかつき・不眠・イライラ等の不定愁訴は首に入念な処置をすることで、非常に改善が見られます。
このほか、肺・心などの胸部内臓の慢性症状や消化器・婦人科疾患等の難治性疾患が、この頚部の施術によって好成績を上げる場合もあります。
適応症
TFT(思考場)療法
自宅でできるセルフケアを指導しています。
TFT療法とは、臨床心理の先駆者のひとりであるアメリカのロジャー・キャラハン博士が東洋医学の経絡のツボをたたくことで、深刻だった恐怖症を治してしまったところから研究・発展した心理療法です。
嫌な出来事や強いストレスを感じたときに、脳の中の思考場に心のトゲ(パターベーション)がうまれます。これが不快症状を引き起こす根本的な原因となります。TFT療法ではこの心のトゲを取り除くことで症状を改善することを目的としています。