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とく鍼灸院


腰痛

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がんこな腰痛を改善させるためには根本原因にしっかりアプローチする必要があります

 

こんな症状が出ている方は放っておかずに対策しましょう

  • 何年も慢性的な腰の痛みを引きずっている
  • 朝、ベッドから起きたらしばらく腰が痛む
  • 靴下や靴を履くときに腰が痛む
  • デスクワークなどで座っていると腰からお尻にかけて痛む
  • ぎっくり腰を1年に何回も繰り返す
  • 腰の違和感や足がしびれたような感覚がある

どんな人が腰痛になりやすいのか?

腰痛はある日突然、ぎっくり腰として発症する人や、腰の違和感から出始めて徐々に痛みが悪化し最悪の場合歩くこともままならない状態になる人までいます。

いつもと同じような生活を送っていたのになぜ腰が痛くなったのか疑問を持っている方も多いと思います。

なぜ腰痛になってしまったのでしょうか?

私たちは普段の生活の中で知らず知らずのうちに腰に負担をかけてしまっていることがあります。次のようなことは腰痛を引き起こしたり腰痛を悪化させてしまう要因となります。

腰痛を引き起こしたり悪化させる要因となるものは

  1. 腰の筋肉の酷使
  2. 姿勢の不良
が挙げられます。

1.腰の筋肉の酷使

腰の筋肉を酷使すると腰痛が出ることは多くの人にとっては当たり前の認識かと思います。

腰の筋肉は下にあるものを持ち上げたり、左右にひねる際に主に使われます。

腰の筋肉は重たすぎる荷物を持ち上げるといった一度に筋肉の限界を超える負荷がかかった際に痛めます。ぎっくり腰がこれにあたります。

そのほか、建築現場などで働いたりする人などは限界を超える負荷がかからないまでも、重たい資材などの持ち上げや腰をひねることを何度も行います。また、身体介護に従事している方も体の不自由な方を起こしたり、車イスへ移す際に腰への負荷がかかりやすいため、腰を痛める原因となります。

運動部の学生やアスリートなどスポーツなどの運動負荷がかかりすぎても腰を痛める原因となります。


2.姿勢の不良

姿勢の不良から起こる腰痛はとくに原因が思い当たらない場合によくみられる腰痛です。

  1. 姿勢の不良には猫背姿勢、姿勢を良くしようと意識して腰を反らし過ぎる姿勢などによって背骨や背中腰の筋肉に過度に負担をかける
  2. 体の体幹部の筋肉の筋力不足から起こる
  3. 足を組むクセ、あぐらをよくかく、お姉さん座りをすることで骨盤や股関節に歪みが出てしまう
といった原因で引き起こされます。

腰の筋肉を酷使して起こる腰痛とは違い、腰の骨、関節、筋肉に一度に負担がかかるわけではありません。

最初は痛みの程度も軽くほとんど気にならないため放って置かれることが多いです。しかし筋肉の緊張や関節、骨の変化は確実に進んでいて、体の限界を超えたときに耐えがたい痛みとして初めて腰痛を感じるようになります。この場合は腰痛の完治に時間を要するケースが多いです。



腰の痛みの原因はどこにあるのか?

一言で腰が痛むといっても腰の上のほうが痛む人やお尻に近いところが痛む人、腰から下の太ももの方にかけてまで痛む人がいたり、腰の問題となっている場所によって痛む部位や症状が違ってきます。

腰の痛みは
  1. 腰の筋肉(筋・筋膜性腰痛)
  2. 腰の関節(椎間関節性腰痛、仙腸関節障害)
  3. 腰の骨(腰椎分離症・変形性腰椎症・骨粗しょう症)
  4. 腰の神経(腰部椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症)
などといった筋肉・関節・骨・神経のいずれか、または複合的に異常が起こることで引き起こされています。

腰痛を改善させるためにはいったい腰のどこの部位に異変が起きているのかを正しく判断しアプローチすることが必要となります。


筋筋膜性腰痛症

日頃あまりスポーツや運動をすることなく、引っ越しや大掃除などで重量物を持ち上げたり野球やゴルフなど腰をひねるスポーツを急にしたり、不自由な姿勢を続けることことによっておこります。

日頃からクラブ活動等で定期的にスポーツをしている人には起きにくいです。たまに草野球、ゴルフ、子供の運動会に出て起こすことが多いです。また、大掃除や引っ越しなどできゅうに重量物の運搬などを余儀なくされたときに生じやすいです。

腰の身体支持組織のうち、筋・筋膜、腱などの軟部組織に加わった負荷により生じた炎症に起因します。

レントゲンなどの所見では明らかな以上を認めず、骨などの変化が認められない腰痛症の中で、腰部の筋肉・筋膜に過緊張状態や退行性変化が起こり、神経皮枝が筋膜を通過するところで刺激を受けて起こる腰痛です。

腰の脊柱起立筋の外側あたりや臀部に痛み、圧痛、筋肉の硬結などを触れます。急性期には疼痛による可動域制限、日常生活動作にも支障をきたします。

足の痛みや痺れなどの神経学的な所見は認めません。


椎間関節性腰痛症

椎間関節性腰椎症は後ろにふり向こうとした際や、スポーツでタックルをけたり、スイングをして腰を捻った時などに起こります。

病態は椎間関節の関節包の滑膜が陥頓(挟み込まれている)したり椎間関節の関節包の損傷が起こっています。


 椎間関節は腰椎後部にかかる重力を受けつつ、腰椎の回旋運動を制限しています。

腰椎は5つありますが、そのうちの18%~33%は会の腰椎で負担しています。そのため発症する部位は第4・5腰椎間、第5腰椎・第1仙椎間に多くみられます。

腰椎の前弯が強い人(反り腰の人)ほど椎間関節にかかる負担が大きくなるので椎間関節性腰痛症になる確率は上がってきます。

椎間関節性腰椎症の症状の特徴としては、背骨付近の腰の痛みを主とし、下肢痛が起こることです。臀部から太ももの裏にかけて痛みます。膝から下は痛むことはありません。

また、前屈した際にはあまり痛がらず、患側への側屈や後側屈で痛みがが誘発されます。


腰椎分離・すべり症

腰椎分離症とは脊椎の上関節突起と下関節突起の中間部(関節突起間部)で骨の連続が絶たれた状態をいいます。

原因は先天的な場合と、ほとんどが外力による疲労骨折です。

小学生から中学生の比較的骨が柔らかい年齢で好発するといわれています。当院では短距離や跳躍・投擲などを行う陸上部、バタフライや自由形を専門とする水泳部の部活を頑張っている中高生が来院したことがあります。陸上や水泳など腰を腰を反らしたり、大きな力を必要とするスポーツをする人にみられる傾向があるように思います。

分離が起こる部位は第5腰椎が一番多く、次いで第4腰椎に発生します。

症状の特徴は無症状か腰臀部に鈍痛(鈍い痛み)を訴えるのが一般的です。腰痛や臀部痛を訴える時にはいたみは運動や労作により悪化し、安静により軽減する傾向を示すことが多いです。

レントゲンで確認すると、分離された上関節突起と下関節突起とが分離して白く見えます。犬の首輪のように見えることから「犬の首輪像」といわれます。

腰椎分離症のうち10%~20%がすべり症へと進展していきます。

上位の椎体が下位の椎体に対して、前方にすべりだします。

椎間板変性が滑りの発生、進行に大きな役割を果たしていると考えられており、椎間板の変性が起こりやすい40代に好発します。小中学生の時期にすべり症になった場合は重症化することが多いです。

すべり症の症状の特徴は起立時に起こる腰痛です。起立している時間が長時間になると腰痛と同時に下肢痛が起こりますが、座るか横向きで寝ることで、短時間で楽になります。


腰椎変性すべり症

40歳~50歳の女性に多くみられます。椎間関節や関節法の著しい変性による馬尾神経の圧迫されることで起こります。

症状の特徴は腰痛は中腰や重たい物をもち上げた際に強く感じ、足の痛みは階段を下りる時平地歩行時に痛みを訴えることが多いです。

脊椎圧迫骨折

体の老化は誰にでも起こります。白髪、顔のしわ、息が切れる、物覚えが悪くなるなど、これらのいわゆる老化現象の中で最も広く、すべての人に変化を示すものは「骨量の減少」です。

骨量減少骨粗鬆症は高齢の女性に多く発症します。特に閉経後の女性や高齢者(男性では80歳以上)が多いです。

円背、亀背、身長の短縮などがみられるようになります。

脊椎圧迫骨折の発症は日常の生活で尻餅をついてしまうなどの軽い衝撃で容易に骨折を起こします。転倒などの衝撃によって、脆弱した脊椎椎体が圧迫骨折を起こします。イメージとしてはアルミ缶を立てた状態にして上から足で踏みつけた状態になります。

好発部位は上位腰椎~下位腰椎、胸腰椎移行部です。

急性期は圧迫骨折によって、骨膜、骨内の神経が刺激されるため激しい腰痛に見舞われることがあります。なかには腰痛が軽度のあることもあるので圧迫骨折に気づかない方もいます。

慢性期では、激しい痛みはなくなりますが、背骨が変形してしまうので、脊柱支持機構への異常なストレスが原因となり、筋筋膜性、椎間関節性などの関連痛を発症します。


変形性腰椎症

私たちの背骨は25歳を過ぎたあたりから徐々に老化が始まります。それを退行変性といいます。

背骨の退行変性による骨棘の形成・椎間板が狭くなる、椎間板の変性硬化などが生じ脊髄や神経根に影響を及ぼすものを変形性脊椎症といい、それが腰部で起こるものを変形性腰椎症といいます。

変形性腰椎症は、主に腰椎椎体の骨棘の形成すなわち骨増殖性変化による病態を示します。老化による骨の変形に伴い私たちの椎骨に骨の棘のようなものが形成されます。その骨が椎間板、靭帯、椎間関節などに影響を及ぼします。また骨の変形により、馬尻神経、神経根を圧迫する場合があり、足のしびれなどを引き起こすことがあります。

40歳代以上に多くみられ、若い時から重労働に従事してきた人や顔度なスポーツ歴のある人に高確率にみられます。

症状の特徴は徐々に発症する腰背痛、腰のこわばり感、また下肢のしびれ、痛みなどです。一般的に激しいものではなく、起床時、体を動かした時、長時間の起立・歩行、労働時などに増悪し、座位、臥位、安静で寛解します。二次的に腰部脊柱管狭窄症を生じている場合は間欠性跛行(ちょっと歩くと足がしびれて歩けなくなるが休むとまた歩けるようになる)、坐骨神経痛を生じることがあります。


腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは腰椎同士の間に入っているクッションである椎間板の変性を基盤として、変性繊維輪の亀裂を破って髄核が突出または脱出したものです。

その突出した髄核が神経を圧迫することで、下肢のしびれなどをきたします。

腰椎の椎間板というのは固いゼリー(繊維輪)のまん中にさくらんぼ(髄核)が入っているような状態です。

25歳以上になると椎間板の退行変性が始まり、水分が抜けてきます。すると繊維輪に亀裂が入ります。

亀裂が入ったところから、髄核が飛び出すことでヘルニアとなります。その飛び出だ髄核が腰の神経を圧迫することで腰痛や足のしびれが生じます。


腰椎椎間板ヘルニアの種類には脱出型と突出型とがあります。

脱出型:髄核が繊維輪や後縦靭帯を破り完全に脱出している状態
突出型:繊維輪の一部を覆いつつ腫瘤状に膨隆している状態⇒一般的にはこの型のほうが多いです。


腰椎椎間板ヘルニアの症状の特徴
腰椎椎間板ヘルニアの特徴は腰痛と片側の足のしびれがあることで、痛みやしびれは運動や労働によって悪化し、安静で楽になる傾向にあります。

症状は急激に生じる場合と慢性緩徐に起こる場合があります。

急性の多くは重たいものを持ち上げることが誘因となります。腰痛が軽快すると圧迫された神経根の支配領域に放散する足の痛みとしびれ感が主体となります。足の痛みは咳やくしゃみで増悪します。

慢性の場合は同じ姿勢を続けることによっておこるお尻の痛み、足の重苦しい痛みが起こる傾向にあります。

かばうように手を腰に当てたり、状態をかがめ片側の膝を曲げたりして歩くようになります。

スポーツマンのヘルニアの場合は繊維輪、椎間板にかなり強い圧力がかかって脱出していることが多く愁訴が極めて取れにくいです。


腰椎椎間板ヘルニアの進行状況
ヘルニアの突出が経度で神経根を圧迫していないときは主に腰痛を中心として、背部、臀部などに境界不明瞭な鈍い痛みや重だるい痛みが生じます(前駆症状・椎間板由来の痛み)

ヘルニアの突出がひどくなってきて神経根が圧迫された時の主な症状は足のしびれや痛み、感覚の異常、運動麻痺、筋力低下が生じます。同時に腰痛を訴えます(じっとしていても痛みが持続する安静時痛)。


腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管が様々な原因によって狭くなり、馬尾と神経根の障害をきたしている状態です。神経症状発現には腰部脊柱管を構成している神経周囲組織(椎間板・椎弓・椎間関節や黄色靭帯など)だけでなく、神経組織それ自体、および両者の混合により原因疾患としては変形性脊椎症が最も多いです。

症状の特徴としては歩行中に臀部や下肢痛、下肢のしびれなどで歩行ができなくなるが、しばしの休息で歩行ができるようになる間欠性跛行です。

神経の圧迫・障害される場所によって次の3つに分類できます。

①馬尾性間欠性跛行
主訴はしびれです。痛みはあまりありまん。会陰部の知覚障害や頻尿、尿失禁などの膀胱直腸障害を伴います。

②神経根性間欠性跛行
痛みが特徴です。脊柱管狭窄症の大多数がこの群に属します。前かがみの姿勢で楽になります。

③混合性間欠性跛行
①と②が同時に起こります。


腰痛の原因として1番多いとされているのが仙腸関節障害です

様々な腰痛を引き起こす原因を述べてきましたが、腰痛を起こす疾患の中で最も多いのが仙腸関節障害といわれています。

仙腸関節障害とは仙腸関節の動きが悪いことで骨盤や腰回りの筋肉や靭帯にストレスをかけることで、痛みが生じてしまう状態のことを言います。


仙腸関節とは

仙腸関節とは治療家の中では比較的有名な関節ですが、一般の方にとっては馴染みの薄い関節だと思います。

仙腸関節は骨盤にある関節です。

整体などに行った際に、「あなたは骨盤が歪んでいますね。」などと言われた経験がある方も多いと思うのですが、その骨盤の歪みを引き起こしているのが仙腸関節です。

骨盤は一つの仙骨と左右の腸骨・坐骨・恥骨で構成されています。

その中で仙骨と左右の腸骨とのつなぎ目が仙腸関節です。

仙腸関節は半関節といってほとんど動かない関節です。一見するとほとんど動かない関節など意味がないように感じますが、仙腸関節には歩行時や運動時の地面からの衝撃を和らげるという働きを持っています。

仙腸関節の動きが悪くなると、歩行時の衝撃をうまく吸収することができなくなるので、仙腸関節周辺の靭帯や筋肉に負担がかかり炎症や痛みの原因となるのです。


仙腸関節が原因で起こる痛みの特徴

仙腸関節が原因で起こる痛みの特徴としては

  • 仙腸関節部分が痛くなる
  • 座っていると腰が痛くなる
  • 仰向けで寝ると腰が痛くなる

などといったことがあげられます。

テレビでは「ワンフィンガーテスト」といって腰の一番痛むところを指一本で押さえてもらうというテストをしていました。

仙腸関節は尾てい骨の斜め上3センチくらいのところにありますので、そこに圧痛があれば仙腸関節が痛みの原因である可能性が非常に高くなります。

また、椅子に座ったり、仰向けで寝る姿勢も仙腸関節にストレスをかけることになりますので、痛みが悪化します。


仙腸関節の治療法

仙腸関節に麻酔薬を注射するブロック注射が行います。

ブロック注射をすることで、感覚が麻痺するのと仙腸関節の隙間を広げる狙いがあるそうです。


仙腸関節の痛みに対する鍼灸治療

実は鍼灸治療においても、仙腸関節向けて鍼を刺していくという方法は以前から行われていました。

仙腸関節の鎮痛効果・仙腸関節に関係する靭帯の血流改善柔軟性のアップなどを目的として鍼治療を行ってきましたが、目的としては今回のブロック注射と非常によく似ている感じがしました。

当院で鍼灸治療を行う際は、仙腸関節に痛みを持っている患者さんは仙腸関節だけでなく腰部や臀部の筋緊張も強く複合的に腰痛が悪化しているということが非常に多く、仙腸関節だけでなく仙腸関節周囲の筋肉にも鍼灸治療を行っています。

また、足をよく組む人などは骨盤が歪んでいることも多いです。簡単に言うと仙腸関節を軸に腸骨が少しだけねじれているということです。

腸骨がねじれることで、仙腸関節の動きが極めて悪くなるので痛みの原因となります。

少しの歪みであれば、鍼灸治療だけをすることで改善することが多いですが、痛みが強かったり、左右の足の長さが1センチ以上ある場合などは骨盤の矯正を入れていったほうが治りは早いと感じています。

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