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腰痛のベッドは柔らかいのと固いのどっちがいいの?

腰痛の患者さんに夜寝るときのベッドは固いほうがいいの柔らかいほうがいいのか聞かれることがあります。

「どのベッドが合うのかは体形や体重などで変わってくるので一概にどれがいいとは言えません」と答えています。

実際に同じベッドでもよく眠れたという人と起床時に腰がこわばるなどまったく意見が異なることがあります。

昔は低反発、今は高反発

一昔前は、寝心地の良いベッドと言ったらテンピュールに代表される低反発マットレスでした。

低反発マットレスだと背中から腰に掛けての背骨のカーブに合わせてマットレスが変形するために体圧が分散されやすく、一点にかかる圧が軽くなるために血流を阻害しにくいというメリットがあったと思います。

あたりが優しいので低反発マットレスは人気になりましたが、寝返りがうちにくいために、同じ姿勢でいる時間が長くなり背中や腰が痛くなるというデメリットもありました。

最近では低反発とは真逆の高反発マットレスが人気です。フィギュアスケートの浅田真央さんやテニスの錦織圭さんでおなじみのエアウィーヴがこの高反発マットレスにあたります。

高反発は固いです。デパートの寝具コーナーで寝た方は分かると思いますがほとんど沈み込みません。

しかし、固い割には朝起きたときにすっきりしているという意見が多く聞かれます。

これはなぜかというと、寝返りのしやすさにあります。

一般的に一晩で20~30回寝返りをするといわれています。寝返りは同じ姿勢が続くことで起こると下に当たる体の面が血行不良を起こすことと筋肉が凝り固まるのを予防するために行われます。

高反発のマットレスはこの寝返りのしやすさに特化したマットレスといえると思います。寝返りがしやすくなれば、腰や背中の筋肉が凝り固まりにくく、腰痛が緩和されやすいのだと思います。

ただ寝心地としては固いので好みは分かれると思います。

体形や体重によって寝やすいマットレスの固さは異なる

ベッドで重要なのは①体圧をきちんと分散できること②適度に寝返りがしやすいこと、③背骨のS字カーブが維持しやすいことだと思います。

背骨のS字カーブは人によってカーブが強い人とカーブがほとんどない人とがいます。

S字カーブが強い人は肩甲骨やお尻の部分への体圧がかかりやすいため、それを分散するために柔らかめのマットレスがよいと思われす。

逆に背骨のS字カーブがほとんどない人が柔らかいマットレスで寝ると沈み込みすぎてしまい、S字カーブがより少なくなりますので、腰への負担が増すので、固めのマットレスの方が適しているように思います。

寝返りについては筋力がある人であれば、多少柔らかいマットレスでも寝返りができるでしょうし、筋力がない方であれば高反発のマットレスのほうが寝返りがしやすく適していると思われます。

あとは体重が重い人が低反発のマットレスで寝ると沈み込みが強く、寝返りがうちにくくなると思います。

腰痛を持っている方で、新しいベッドを検討している方はこの点に注意して選んでいただくのがよいかと思います。

どうしても腰の痛みが強いという方は、ベッドを変えただけでは改善しないということもありますので、マッサージや鍼灸治療などで筋肉のこりをほぐしたり、血行を良くすることをお勧めします。

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